命と暮らしを守るために世界は確実に前進

 グローバル大企業の力は巨大で、新自由主義の流れは執拗に続く。だが、それも限界に来ており、米国大統領選でのトランプ氏当選もその表れの一つなのだろう。

 国際社会は多国籍企業の税逃れにストップをかけようと動いている。TPPなど自由化に対し反対の声が広がっている。地球温暖化の脅威を防ぐためのパリ協定が発効された。そして核兵器のない世界に向け核兵器禁止条約の交渉開始決議が国連で採択された。

 多国籍大企業や大国の横暴から人々の命と暮らしを守れ、と悲痛な声が世界中で響く。

 トランプ氏が大統領として、この流れにどう対応するか、あまり期待しないが、2016年を振り返ると紛争やテロなどいろんな問題を抱えながらも、世界は確実に前進している。ただ、日本が遅れをとっているのは残念至極。

(松村)

 

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    Teofila Henegar (金曜日, 03 2月 2017 22:47)


    Hi there, I enjoy reading all of your article. I wanted to write a little comment to support you.